新年度が始まって1か月、新入生も新しい生活に慣れてきたようです。朝夕はまだちょっぴり寒い日が続いていますが、日中は気温が上がり、新緑がきれいなさわやかな季節になりました。4月末からの連休も天気が良く、町内は県外ナンバーの車がたくさん走っていました。観光スポットで有名な高千穂峡のボートは最大5時間待ちだったそうです。高千穂峡の代名詞とも言える「真名井の滝」は日本の滝100選に選定され、ボートから見上げる滝は迫力満点でマイナスイオン効果もあるようです。「道の駅」や「がまだせ市場」(がまだせは高千穂の方言でがんばろうの意味)などの駐車場も満車状態が続いていました。
5月2日に高千穂高校宮尾野農場で茶摘み体験をしました。今年も好天に恵まれ、高千穂高校の1年生と一緒に茶摘みをしました。茶の先端「一芯二葉」で摘む指導を受け、慣れない手つきで摘みました。天気が良すぎてバテ気味の生徒もいましたが、柔らかい新芽に触れながら手摘みの大変さも実感でき、とてもいい経験になりました。茶摘みの後は農場内で弁当を食べ、農場見学をしました。普通科だけでなく、生産流通科や経営情報科のある高千穂高校ならではの行事です。今月下旬には同じ農場内で田植えをする予定です。 帰校後に摘んだばかりの茶葉をホットプレートを使って釜入り風のお茶にしていただきました。摘んだばかりの茶葉がどうやってお茶になるのか、生徒達も興味深げに見ていました。味も香りも大変良かったです。宮尾野農場のお茶は、「安信茶」というブランドでペットボトルでも販売されています。ぜひ一度味わってみてください。
6月に入ると、産業現場等における実習(現場実習)があります。障がいのある生徒達の地域での自立と社会参加に向けて、今年度も地域の方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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